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業務スーパーのブラウニーにカビ発生、7万箱以上自主回収 ー 商品の安全性に懸念

2024年9月、業務スーパーで販売されていた「ココナッツブラウニー」の一部にカビの発生が確認され、7万箱以上が自主回収される事態となりました。このブラウニーは、2024年4月から9月にかけて全国の業務スーパーで販売され、多くの消費者に人気を集めていた商品です。しかし、消費者からの報告を受け、輸入元である神戸物産が調査を行った結果、カビの発生が確認されました。


1. カビ発生の原因と影響

神戸物産によると、問題が確認されたのはスペインから輸入されたココナッツブラウニーで、賞味期限が2024年12月19日および2025年3月5日の商品が対象となっています。このブラウニーは、しっとりとした食感とココナッツの風味で人気がありましたが、一部の商品にカビが発生していたことが判明し、自主回収が開始されました。現在までに健康被害の報告はないものの、会社は迅速に対応し、消費者への注意喚起を行っています。


2. 消費者への対応と自主回収の手続き

神戸物産は、該当する商品を購入した消費者に対して、購入店舗での返金対応や、送料着払いでの返品を呼びかけています。また、商品の自主回収に関する詳細は、公式ウェブサイトやリコール情報サイトなどで公開されています。消費者は、問題のブラウニーを摂取せず、速やかに返品手続きを行うよう呼びかけられています。


3. 業務スーパーの食品リコール状況

業務スーパーは、ここ1年で複数のリコールを実施しています。ブラウニーの件以外にも、金属異物が混入したビスケットや、他の食品における異物混入の問題が発生しており、安全管理の徹底が求められています。これに対し、神戸物産は食品安全管理の強化を図る方針を発表しており、消費者の信頼を回復するためにさらなる努力が必要です。


まとめ

2024年9月に業務スーパーで販売された「ココナッツブラウニー」にカビが発生し、7万箱以上が自主回収の対象となっています。消費者は該当商品を摂取せず、速やかに返品手続きを行うよう求められています。神戸物産は今後、品質管理を強化し、再発防止に努めるとしています。

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