2024年11月9日から24日まで、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)主催の第3回プレミア12が、日本、メキシコ、台湾の3か国で開催されます。この大会には、WBSC世界ランキング上位12か国が出場し、日本代表である侍ジャパンは前回、前々回に続き3連覇を目指しています。今回は、韓国やキューバ、アメリカなどの強豪チームが相手となるため、どの試合も白熱した展開が期待されます。
1. 大会概要
プレミア12は、野球の世界大会として3回目を迎えます。前回大会では、侍ジャパンが決勝で韓国を下し、見事優勝を果たしました。今年も、トップクラスの12か国が参戦し、野球ファンにとって興奮の連続となることでしょう。特に日本ラウンドでは、国内での大規模な試合が開催され、多くのファンが観戦に訪れることが予想されています。
1.1 大会日程と開催地
2024年の大会は、11月9日から11月24日までの期間中に行われ、オープニングラウンドはメキシコ、日本、台湾で開催されます。日本代表が所属するグループBは、バンテリンドーム ナゴヤや台湾の天母・台北で開催される予定で、日本は11月13日にオーストラリアと対戦します(
NPB Premier)。
スーパーラウンドと決勝は東京ドームで行われ、11月24日には世界一を決める決勝戦が予定されています。
1.2 出場チーム
プレミア12には、世界ランキング上位12か国が出場します。ランキング1位の日本を筆頭に、メキシコ、アメリカ、韓国、キューバなど、野球強国が顔を揃えています。
- グループA(メキシコ開催): メキシコ、アメリカ、ベネズエラ、オランダ、パナマ、プエルトリコ
- グループB(日本・台湾開催): 日本、韓国、チャイニーズ・タイペイ、キューバ、ドミニカ共和国、オーストラリア(NPB Premier)。
2. 日本代表 ー 侍ジャパンの挑戦
侍ジャパンは、過去2大会での連覇を成し遂げており、今回も3連覇を目指す重要な大会です。監督には、井端弘和氏が就任し、2023年のWBC優勝を支えたスタッフ陣が引き続きサポートします。今回選出される28人の代表選手には、戸郷翔征(読売ジャイアンツ)や才木浩人(阪神タイガース)など、プロ野球で活躍する若手スター選手たちが期待されています。
また、井端監督は、機動力と打力のバランスを重視し、過去の国際大会での経験を活かした戦術を駆使するとされています。特に、パワーヒッターと投手力が勝負の鍵となり、プレッシャーのかかる国際大会での安定したパフォーマンスが求められます。
3. グループBの注目カード
侍ジャパンが所属するグループBには、強豪チームが揃っています。特に注目すべきは、伝統のライバルである韓国との対戦です。韓国は過去の大会でも日本との激戦を繰り広げており、2024年大会でも非常にタフな相手となることが予想されます。
- 日本 vs 韓国: 国際大会では常に緊張感が漂う試合。韓国は日本に対して強い闘志を見せ、常に接戦が繰り広げられてきました。
- 日本 vs キューバ: 野球王国キューバもまた侍ジャパンにとって手強い相手です。キューバは伝統的に強力な投打のバランスがあり、特にパワフルなバッティングには要注意です。
4. 他国の注目チーム
グループAでは、アメリカやメキシコといった国々が出場し、特にアメリカはMLBの若手有望選手を中心とした強力なラインアップが予想されます。また、メキシコは地元開催ということもあり、大きなサポートを受けつつ戦うことが予想されます。
- アメリカ: 世界ランキング3位であり、特に投手陣が強力です。今回もメジャーリーガーを中心にした布陣が予想されています。
- メキシコ: 前回大会で決勝に進出した実績を持ち、地元の応援を背に、優勝を目指します。
まとめ
2024年のプレミア12は、侍ジャパンの3連覇がかかる重要な大会であり、各国が熱い戦いを繰り広げることが期待されます。日本代表は強豪国との対戦が控えており、初戦のオーストラリア戦を皮切りに、韓国やキューバとの激戦が待ち構えています。侍ジャパンが再び世界一に輝く瞬間を目撃できるか、今から期待が高まっています。